去年会社に植えたアジサイが、今年無事に咲きました。

植えたときは鉢の中で今にも枯れそうだったのですが、ご覧の通りの立派な花が。

植物の力ってスゴイですね。

何故アジサイを植えたかというと、アジサイは会長と専務の思い出の花なのです。

遡る事三十年ほど前、旧社屋にアジサイの咲く季節。

当社専務がまだ幼く、保育園に行きたくないと泣いていた時のことです。

泣く娘を見兼ねた父である会長は、おもむろに庭に咲いていたアジサイの花を取りました。

そしてそれを自分の頭に挿し、「一緒に保育園に行こう♪」とおどけながら専務と保育園に行ってくれました。

イクメンの言葉などなかった時代。

この会社を守らなければとただひたすら仕事に打ち込んできた会長のその行動は、実に周りを驚かせたそうです。

そしてそれ以来、専務は保育園に行きたくないと泣く事はなくなったそう。

当社の会長と専務をご存知の方などは、きっと想像できないエピソードでしょうか。

あの専務が保育園に行きたくないと泣くって!?

あの会長がおどけて自分の頭に花を挿すの!?早く行けと怒鳴るんじゃなくって!?笑

…そんな皆様の心の声が聞こえてきそうです。

こんな理由から、新社屋では咲いていなかったアジサイを植えたのでした。

きれいに咲いてくれて良かった良かった。

あら、ちょっと今日はハートフルブログになってしまったな。

次回から気をつけます。