桜が満開になった3/23(金)、弊社社長の母が96歳という天寿を全ういたしました。

24日の通夜に25日の告別式と、お休みのところ緊急のご報告だったにも拘わらず、

メーカー様をはじめとした多くの方々が参列や供花などしていただきまして

ほんとうにありがとうございました。

本来でしたら、参上してあいさつ申さねばならないところではございますが、まずは略儀ながら書中をもって心より御礼申し上げます。

社長の母といえば、まず思い浮かぶのは弊社が創立してまもなくの時のエピソードでしょうか。

旧社屋に店舗を構えたばかりの頃。社員はたった1人という時代です。

旧社屋の横には小さな川が流れているのですが、ご近所の方々が、創立者である弊社の会長へ、川を挟んで次々とこう言い放ちました。

「この!そよもん(よそ者)が!!」

さあやるぞ!という時にそう言われては、さすがの会長も悲痛な思いだったでしょう。

会長がひとり黙っていると、それをたまたま聞いていた社長の母(会長の義理の母)がやってきて、川の向こうへすかさずこう言いました。

「何を言うか!!よそもんて何か!皆同じ宮崎県民やろが!!」

「この男は立派な男ど!」

そう。社長の母こそ、会長ファン1号なのです。

後に会長は、その時のことを「ビックリしたけど嬉しかった。」と言っています。

ちなみにそのご近所の方々とは、現社屋へ引っ越した今でも仲良しです。

そして先日、社長の母が旅立ち、社長は家族葬で済ませたかったそうなのですが、社長の母が賑やかなものが好きだった事と、やはり創立以来ずっとお世話になったことを考慮して、急遽親族以外の方々にもご報告することにいたしました。

そういうわけで、実に急な報告になってしまった事、また報告が行き届かなかった方々もいらっしゃるのではないかと存じます。何卒ご容赦くださいますようお願いいたします。

皆様のお力添えがあったおかげで、無事にお別れを終えることが出来ました。

ほんとうにほんとうに、ありがとうございました。